読んだ本をすぐ忘れないために書くブログ

本当にすぐ忘れます、なんでだろう

イギリス作家

『荊の城』サラ・ウォーターズ / "Fingersmith" by Sarah Waters (2002)

BBC100選リーディングチャレンジ14冊目 Amazon等でオースティンやブロンテなどイギリスの女性作家の本ばかりあさっていると必ずと言っていいほどサラ・ウォーターズをおすすめされるので、長年気になる存在だった。読もう読もうと思い続けて早数年…はじめて…

『インドへの道』E・M・フォースター / "A Passage to India" by E.M. Foster (1924)

""サルサでもフラメンコでもない。 ナートゥをご存じか? "" 導入から別作品の話となるが、2023年3月のアカデミー賞において、劇中シークエンス『ナートゥ・ナートゥ』が歌曲賞を受賞したことで再び注目を集め、日本でもロングラン上映中(2022年10月~)のイ…

『月と六ペンス』サマセット・モーム / "The Moon and Sixpence" by William Somerset Maugham (1919)

今年の夏に読んだ1冊。読み返すことはないだろうけど、静かに本棚に置いておきたい。 I have an idea that some men are born out of their due place. Accident has cast them amid certain surroundings, but they have always a nostalgia for a home the…

『テス』トマス・ハーディー / "Tess of the d'Urbervilles" by Thomas Hardy (1891)

BBCが選ぶ英文学100選を一生かけて網羅してやろうと思いたち数ヶ月。 トマス・ハーディー作『テス』は51位にランクインしており、『日陰者ジュード』(こちらは23位)に次ぐハーディーの代表作である。原題は"Tess of the d'Urbervilles"で、時おり『ダーバヴ…

ジェイン・オースティンのオンラインコース修了 [FUTURE LEARN]

MOOCsをご存知でしょうか? Massive Open Online Coursesの略で、世界中の大学や研究機関等が提供するオンラインコースを受講することができる事業です。 いろいろなサイトが存在するのですが、私がよく使っているのは【Future Learn】と【Cousera】ですので…

文庫本サイズで洋書を気軽に読めちゃうペンギンブックス

どうも、学生の頃から買い貯めていた洋書をやっと最近消費し始めました。 家でじっくり読む時間もないのでできれば通勤の電車でさくっと読んじゃいたい派です。 仕事も落ち着いているので、本腰入れて洋書読みを始めようかなと思い始めたものの、意外と洋書…

ただのジェイン・オースティンファンが日本オースティン協会第13回大会へ潜入

私は真面目な研究者でもなんでもなく、ただのジェイン・オースティンのファンなのですが、興味があったので6月29日神戸女子大学で開催された日本オースティン協会第13回大会に参加して参りました。 日本オースティン協会(The Jane Austen Society of Japan)…