読んだ本をすぐ忘れないために書くブログ

本当にすぐ忘れます、なんでだろう

文庫本サイズで洋書を気軽に読めちゃうペンギンブックス

どうも、学生の頃から買い貯めていた洋書をやっと最近消費し始めました。

 

家でじっくり読む時間もないのでできれば通勤の電車でさくっと読んじゃいたい派です。

 

仕事も落ち着いているので、本腰入れて洋書読みを始めようかなと思い始めたものの、意外と洋書はデカくてカバンに入れる気にならないし、とにかく電車で読むには人の目が気になるサイズがネックすぎる。

 

洋書のサイズは欧米の方にとったらポピュラーかもしれないが日本人からしたら薄めの辞書と変わらいので、本当に持ち歩きには向かない。

 

そこで、私が最近愛読してるのが、ペンギンブックスのミニシリーズ。日本の文庫本と同じのB6サイズで、主に短編やエッセイを収録しており、だいたい60ページくらい。短編1編の時もあれば3編入ってる時もある。そして値段が£1、日本円にして150円前後です。え?安ない?ええんか?ペンギンブックスは神。

 

正式には、

・Penguin Little Black Classics

・Penguin Modern

・Mini Modern Classics(生産終了)

の3種類があります。

 

Penguin Little Black Classic

ペンギンブックスの80周年を記念して2015年に刊行されました。

Lady Susan (Penguin Little Black Classics)

Lady Susan (Penguin Little Black Classics)

 

大学とかで英米文学やってた人手ェあげてー!

授業に出てきた作家いっぱい出てきます。オースティンとかブロンテ姉妹とかエドガー・アラン・ポーとかオースティンとかワイルドとかデフォーとさオースティンとか。有名作をお持ちの作家たちの短編小説や詩などをさくっと集めたシリーズ。有名作以外も読んでみたいなーなんて思った時にめっちゃいいと思います。

 

Penguin Modern

Penguin Modernの革新的な人物を賛美するためのシリーズ!小説だけでなく、詩や演説、エッセイなども収録されており様々な分野、国からの文章が集められています。

Piers of the Homeless Night (Penguin Modern)

Piers of the Homeless Night (Penguin Modern)

 

マーティン・ルーサー・キングJr.やケルアック、カミュ、シャーリー・ジャクソンなど、近代的な人物が多い印象です。私はこのシリーズを今読んでます。そしてティファニーブルーがめっちゃ可愛い。

 

Mini Modern Classics

Penguin Modern Classicsシリーズの50周年を記念して2011年に50冊刊行。今は廃盤です。

カフカやフォースター、フィッツジェラルドジョイスなどの面々がラインナップされております。何冊かはまだネット上で買えるけれどかなりレアです。

The Machine Stops (Penguin Modern Classics)

The Machine Stops (Penguin Modern Classics)

 

個人的にはこのシリーズのラインナップが一番好きなんですが手軽に買えないのが悲しい。

 

洋書初心者にもおすすめ

ほんとこのシリーズ素晴らしいので全人類に普及したい。洋書初心者は子供向けの本から始めた方がいい〜とかいうけど、別に子供向けの本読みたないんじゃ!とかいう人たくさんいると思うし、ペーパーバックを1冊読みきる自信がない、とか途中で飽きちゃった経験のある人はこのシリーズで読み切る達成感得られるのでまじお得です。

そもそも邦訳が出ていないものもたくさんあるので、英語でしか読めない、ということは読むしかないですよね。

とにかく安いので読めなくても飽きても諦めがつくという保証つき!

 

20ページくらいの短編がいくつか入ってるシリーズがとっつきやすいかも。

The Haunted Boy (Penguin Modern)

The Haunted Boy (Penguin Modern)

 
The Missing Girl (Penguin Modern)

The Missing Girl (Penguin Modern)

 

 

私もこのシリーズ読破していこうと思います。1冊にかかる時間が短いのでいろんな作家、時代の文章を満遍なく読めるのは素晴らしい。

まじペンギンブックス神、ありがとうございます。